幾何学への新しい視点 : 不確定性と非可換時空

はじめに
1章　矢は永久に進めない？
	1.1 論理は時間を捨象する
	1.2 矢は進めるようになったか？
2章　水平線って見えるんですか？
	2.1 境目としての数
		2.1.1 円錐曲線
		2.1.2 言語も時間を捨象する
		2.1.3 50年前の未来予測
3章　曲がってもまっすぐ？
	3.1 いろいろな「まっすぐ」
		3.1.1 剛体と初等幾何
		3.1.2 合同群，ガリレイ群
	3.2 束縛運動
		3.2.1 空間曲線，曲面片
		3.2.2 ニュートンの運動法則
		3.2.3 線素．クリストッフェル記号
		3.2.4 曲面人にとって加速度とは？
	3.3 最短コース
		3.3.1 微分と積分の順序交換．部分積分
		3.3.2 変分学の基本補題
		3.3.3 全能神の存在証明？
4章　光にとってのまっすぐとは？
	4.1 何も無いのが在る？
	4.2 光って何？
		4.2.1 ローレンツ多様体
5章　カラテオドリーの熱機関社会学
	5.1 熱力学の第1法則，第2法則
	5.2 絶対温度，エントロピー
		5.2.1 エントロピー増大の法則
	5.3 一般力学系との比較
6章　時空が非可換？
	6.1 非可換有向正規順序群
		6.1.1 1径数自己同型群
		6.1.2 ローレンツ内積
	6.2 共同描像
		6.2.1 ローレンツ群
7章　勉強すると叱られる？
	7.1 時の流れ，無為
		7.1.1 因果関係 vs 論理関係
	7.2 操作行動の数学模型
		7.2.1 みなし逆元
8章　個数概念は安泰か？
	8.1 回数としての自然数の概念
		8.1.1 回数と個数の違い
	8.2 多様体社会学の共同描像
9章　同一人物が二人居る？
	9.1 代数表示のデフォルメ
		9.1.1 多項式環の積の変形．相互変換
		9.1.2 ヤコビの楕円テータ関数
	9.2 多価の元の数学的例
		9.2.1 2次式の指数関数．相互変換
10章　普遍的不確定性？
	10.1 ワイル代数，ハイゼンベルグ代数
	10.2 表示と相互変換
		10.2.1 1次式の指数関数と非可換トーラス
	10.3 2次式の *-指数関数
		10.3.1 真空表現，微積分の代数
11章　行動群という考え
	11.1 直観世界
	11.2 行動，半群，群
	11.3 行動の言語化と半群構造
	11.4 創造性
参考文献
索引