多変数複素解析[増補版]

まえがき
理論の概要と展望
第1章　正則関数
	§1.1 定義と初等的性質
	§1.2 Cauchy-Riemann方程式
	§1.3 Reinhardt領域
第2章　正則関数環と \\overline{\\partial} コホモロジー
	§2.1 スペクトル集合と \\overline{\\partial} 方程式
	§2.2 拡張問題と \\overline{\\partial} 方程式
	§2.3 \\overline{\\partial} コホモロジーとSerreの条件
第3章　擬凸性と多重劣調和関数
	§3.1 正則開集合の擬凸性
	§3.2 多重劣調和関数の平滑化
	§3.3 Levi擬凸性
第4章　L^2 評価式と存在定理
	§4.1 L^2評価式と \\overline{\\partial} コホモロジーの消減
	§4.2 三つの基本定理
		(a) 極と零点の分布
		(b) 近似定理
第5章　拡張・割算問題の解
	§5.1 拡張問題の解
	§5.2 割算問題の解
	§5.3 増大度条件つきの拡張定理
		(a) L^2 拡張定理
		(b) L^2 拡張定理の一般化
	§5.4 L^2 拡張定理の応用
		(a) 局所多重極状集合
		(b) Demaillyの定理の証明
第6章　Bergman核
	§6.1 定義と例
	§6.2 変換則と正則写像への応用
	§6.3 Bergman核の境界挙動
第7章　L^2 拡張定理再説―種々の応用と精密化
	§7.1 多様体上の \\overline{\\partial} 方程式と L^2 理論
		(a) 複素多様体とベクトル束
		(b) 消滅定理と拡張定理
	§7.2 L^2拡張定理の応用（続）
		(a) 藤田予想と多重種数の変形不変性
		(b) 乗数イデアル
		(c) 西野の剛性定理
	§7.3 最良型の L^2 拡張定理とその応用
		(a) 最良定数つきの L^2 拡張定理
		(b) Bergman核への応用
	§7.4 Berndtsson-Lempert 理論
参考文献
欧文索引
和文索引